療育センターでは、3ヶ月に1度診察を受けて下さい。と言われていました。
通い始めてから3ヶ月後に、2回目の診察がありました。
その時に、先生から正式に診断名を告げられました。
療育センター2回目の診察
その日は、平日だったのですが、主人も仕事のお休みが取れたので、一緒に療育センターへ行きました。療育センターでは、いつも待ち時間が少ないので、すぐに診察に呼ばれました。
先生からは、まず3ヶ月リハビリをしてみてのお話しがありました。
「言語療法は嫌がらないで受けてくれていますね。」
「まだ絵カードの選択は苦手ですね。」
「発語はまだなので、まずは身振りでコミュニケーションを広げていきましょう。」
そして、話しはいよいよ本題へ
「この前はお伝えしていなかった診断名なのですが、たっくんは自閉症スペクトラムです。」
と伝えられました
続けて先生からは、これからのお話しがありました。
「今言語療法を受けていますが、これから作業療法も始めた方が良いと思います。」
「あと保育も始めた方が良いと思うのですが、保育が2種類あって、児童発達支援センターに週に何度か通う保育と、リハビリで行っている月に数回通う保育があります。」
「私は、児童発達支援センターで週に数回通った方が良いと思うのですがどうですか?」
と言われました。
でも、私はその時に仕事が決まっていて、週に数回は通えそうになかったので、月に数回のリハビリを始める事にしました。
こうして、療育センターでの2回目の診察が終わりました。
診断名を聞いて
療育センターからの帰り道は、私も主人もいつもと変わらず「帰りどこか寄って行く?」なんて普通の会話をしながら帰りました。
家に帰ってから、今日の診察の話しになりました。
「たっくん、自閉症スペクトラムだったね。」
「やっぱりって感じだね。」
とあっさりした感じでした。
息子が発達障害児と告げられたら、もっとこの世の終わりみたいになるのかと思っていましたが、不思議と冷静に受け入れられました。
その後、主人の実家にも伝えたのですが、その時に義母から言われた事がとても印象的でした。
「あまり先の事を考えると不安になるだけだから、目の前の事を考えるようにしなさい。」
「今たっくんの為に出来る事を考えてあげたら、たっくんも成長していけるからね。」
今でも、心の中にずっと残っていて、大切にしている言葉です。